作業事例

【整える準備プラン事例】「モノが多すぎて片づかない」と思っていたのに、決まっていなかったのはモノの住所でした

rakutoki

「家の中を一掃したい。モノが多すぎて片づかなくて、イライラする。」

最初にいただいたご相談は、そんな内容でした。

訪問サポートは、まず整える準備プランからスタートします。
3時間のヒアリングとおうち全体の確認を通して、今の暮らしや収納を見ながら、これから片づけていく方向性を一緒に整理していきます。

Before:モノが多すぎて、どこから手をつけていいかわからない

ご相談いただいたときのお悩みは、

・家を建てて数年。モノが多すぎて片づかず、イライラしてしまう
・時間ができて片づけようとしても、判断が続くと疲れてしまう
・「捨てるのが苦手」というより「判断することが苦手」
・どこから、どんな順番で進めればいいのかわからない

というものでした。

目指していたのは、ただモノが少なく、きれいな家ではありません。
お子さんたちが少しずつ自分のことを自分でできるようになり、家族みんなが「どこに何があるか」をわかる暮らし。

そのためには、まず家全体を見て、今どこで片づけが止まっているのかを整理する必要がありました。

今回やったこと:家全体を見て、片づかない原因を探す

今回は、大がかりな片づけ作業からはスタートしていません。
まずは、今のおうちと暮らしを一緒に確認するところから始めました。

①お片づけの基本ミニ講座

最初に、整理→収納→片づけ・整頓→掃除という順番についてお話ししました。
収納方法を考える前に、「これは使う?」「どこで使う?」を整理すること。そして、その判断は実際に使うご本人やご家族にしかできないこともお伝えしています。
全部覚えていただくためではなく、このあと一緒に家を見るときの共通言語をつくるための時間です。

無料相談で今のお悩みをヒアリングする様子|Rakutoki

②ヒアリング

今困っていることだけでなく、
「これからどんな暮らしにしたいか」
「お子さんが成長したら、この部屋をどう使いたいか」
「ご家族それぞれのモノをどうしたいか」
までお聞きしました。
今だけきれいになればいいのではなく、これから変わっていく暮らしまで含めて考えていきます。

③おうち全体を確認

実際に家の中を一緒に見ていくと、ひとつ大きな気づきがありました。
思っていたほど、モノの量そのものが多いわけではなかったのです。特に1階の収納は、ご自身ですでにかなり整理されていました。

そこで見えてきたのが、「収納が足りない」のではなく、モノの定位置や、部屋・収納それぞれの役割がまだ決まりきっていない、ということでした。

誰のモノをどこに置くのか。
今使うモノなのか、長期保管するモノなのか。
将来子ども部屋にする場所を、今どう使うのか。

ひとつずつ整理していくと、「全部捨てなきゃ」「家を一掃しなきゃ」ではなく、今ある収納を活かしながら整えられる部分がたくさん見えてきました。

④整えるルートマップで方向性を見える形に

訪問後は、おうちの間取りをもとにした整えるルートマップをお渡ししました。
これは、「捨てるためのマップ」ではありません。

各場所について、

・今のいいところ
・気になったところ
・こうするとラクになりそうなところ

を書き込み、家族みんなが「どこに何があるか」をわかる状態をつくるための地図としてまとめています。

ご家族と相談が必要な場所は、勝手にモノを移動したり手放したりする前提にはせず、「ここは家族で相談して決めたいところ」として残しました。

この資料、実はこれまで「整えるルートマップ」と呼んでいました。
でも、今回の事例をまとめながら改めて考えてみると、収納場所を決めるためだけのものではないな、と。

家全体を見ながら、これからどこから・どう整えていくか。
その道筋を見える形にするもの。

ずっと少しだけしっくりきていなかった名前も、今回をきっかけに「整えるルートマップ」に落ち着きました。

「モノが多い」と感じていても、原因は別のところにあることがあります

片づかないと、
「モノが多すぎるから」
「収納が少ないから」
「自分が片づけられない性格だから」
と思ってしまうことがあります。

もちろん、本当にモノの量を見直した方がいい場合もあります。

でも今回のように、家全体を見てみると、モノを減らすこと以上に、「どこに置くか」「どう使う場所なのか」を決めることで進みやすくなるケースもあります。

モノの住所が決まっていないと、使うたび、片づけるたびに、「これ、どこに置こう?」という判断が必要になります。
その判断が何度も続けば、片づけるだけでも疲れてしまいます。

逆に、進む方向とモノの住所が見えてくると、迷う回数を減らすことができます。

お客様の声

整えるルートマップをお渡ししたあと、こんなメッセージをいただきました。

「今後の片づけのことについてですが、進め方などがわかったので、いてもたってもいられず自分でやってみました。夏休みが終わるまでに、できる範囲で進めていきたいので、しばらくは整えるルートマップを頼りに自分でやってみようと思います!!」

アンケートでも、

「進めていく方向性がわかったため、迷わずスムーズに片づけを進めることができた。片づけが楽しくなってきた。気持ちよく生活できる気がする。」

とご回答いただきました。

今回、私が家中を片づけたわけではありません。
でも、どこから、どんな順番で進めればいいかが見えたことで、ご自身で片づけを進められるようになりました。

それも、整える準備プランで目指しているゴールのひとつです。

階段下の収納も、訪問時にお話しした「あまり使わないベビーカーをここに移動する」案を、ご自身で実行してくださっていました。

まとめ

片づけたい気持ちはある。
でも、
「どこから始めたらいいかわからない」
「何をどう判断したらいいかわからない」
「一人でやろうとすると途中で止まってしまう」

そんなときは、いきなり収納用品を買ったり、全部を捨てようとしたりしなくても大丈夫です。

まずは今の暮らしと家全体を見て、
どこで止まっているのか。
どんな順番なら進められそうなのか。

そこを整理するだけでも、次にやることが見えてきます。

整える準備プランでは、一緒に家全体を見ながら、これからご自身でも進めていける「道筋」をつくります。

「片づけたいけれど、どこから手をつけたらいいかわからない」
そんな方は、まずは30分の無料相談からお話しください。

profile
岡本綾香
岡本綾香
整理収納アドバイザー
三重県津市|整理収納アドバイザー1級
クリンネスト1級| 住宅収納スペシャリスト
整理収納サポート時間100時間以上
1児の母|2LDK平屋暮らし

12回の引越しや、
家事が苦手だった経験をきっかけに、
「頑張らなくても暮らしが回る仕組み」 を
大切にしています。
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