引っ越し12回して、やっと気づいたこと

「引っ越したら、今度こそ片付く。」
私は本気でそう思っていました。
収納が多い家なら。
新築なら。
もっと広い家なら。
家が変われば、暮らしも変わると思っていたんです。
でも現実は違いました。

私はこれまで12回引っ越しを経験しました。
そのたびに、
「今度こそスッキリ暮らせる」
と期待して、新しい収納用品を買ったり、家具の配置を考えたり。
引っ越した直後はきれいなんです。
でも数か月経つと、少しずつモノが増えて、戻せなくなって、探し物が増えていく。
「なんでまた同じことになってるんだろう。」
そう思うたびに、自分を責めていました。
当時の私は、
「家が悪い。」
「収納が足りない。」
「もっと広ければ。」
そう思っていました。
でも本当は違いました。
変えなければいけなかったのは、
家ではなく、暮らし方でした。

モノをしまう場所が決まっていても、戻しにくければ散らかります。
収納がたくさんあっても、使いにくければ結局その辺に置いてしまいます。
どんな家でも、暮らしに合っていなければ片付かない。
逆に言えば、家が完璧じゃなくても、「戻しやすい仕組み」があれば、毎日はぐっとラクになります。
だから私は、
片付けは「収納術」ではなく、暮らしの仕組みづくりだと思っています。
捨てることでも、
収納用品を買うことでもなく、
毎日無理なく続けられる仕組みを一緒につくること。
それが、私がお客様と一番大切にしていることです。

もし今、
「もっと広い家なら片付くのに。」
「収納が足りないから仕方ない。」
そう思っているなら、一度だけ考えてみてください。
もし今の家のままでも、少し暮らし方を変えるだけでラクになれるとしたら。
家を変える前に、
できることがあるかもしれません。
私自身、12回の引っ越しをして、ようやくそのことに気づきました。
だからこそ今は、片付けではなく、「ラクに暮らせる仕組み」を一緒に考えるお手伝いをしています。







