“困っている場所”だけ見ても、解決しないことがある
rakutoki 三重・津の整理収納アドバイザー|訪問片付け・掃除サポート Rakutoki

先日、1本のリップを手放そうか迷いました。
当時の私にとっては少し背伸びをして買った、デパコスのリップ。
決して安いものではなく、
「いつか使おう」
「特別な日に使おう」
そんな気持ちで持ち続けていました。
でも気づけば買ってから10年近く経っていました。
久しぶりに使ってみると、
色、なんだか…しっくりこない。
実は香りもあまり好きではなく…当時も我慢して使ってた。
「今の私には合わないな」
そんな気持ちになりました。
整理収納のお仕事では、
「今の暮らしに合っているか」
を大切にしています。
使っていないモノがあれば、
「なぜ残しているのか」
を一緒に考えます。
お客様には
「役目を終えたのかもしれないですね」
とお伝えすることもあります。
ところが、自分のことになると難しいものです。
なぜこんなに迷うんだろう。
そう考えたとき、
手放せなかったのはリップそのものではなく、
そのリップを買った頃の自分だったのかもしれないと思いました。
背伸びをしていた自分。
憧れを持っていた自分。
勇気を出して買った自分。
そんな思い出が詰まっていたからです。
でも、その思い出はリップを手放してもなくなりません。
むしろ、
「今の私には合わない」
と認められたことで、
当時の自分も大切にしながら、
今の自分に合うモノを選べるようになった気がします。
整理収納は、
モノを捨てることではありません。
今の自分に合うモノを選ぶこと、なんです。
そして、
モノに込めた思い出や気持ちと向き合うことでもあります。
今回のリップは、
そんなことを改めて教えてくれました🌿
「捨てるか残すか」ではなく、
「なぜ残しているのか」を考える。
そんな時間が、
暮らしをラクにしてくれるのかもしれません☺️